ITARDAは、人・道・くるまの観点から交通事故の総合的な調査分析研究を行い、交通事故防止と被害軽減を図り、安全な交通社会実現に寄与することを目的としており、その達成のための事業として、諸外国の交通事故分析機関等との交流及び情報交換を挙げている。(定款2章5条7号)平成28年以降、欧・米・豪・亜の交通事故分析機関との交流を増やしてきたが、コロナ禍収束によりまた交流が復活した。特に独VUFOとの連携は強く、昨年末には研究協定を締結するに至った。また、ITARDAの事故データの両輪(マクロ・ミクロ)に対応した国際データベースがあり、既に参画中のIRTAD(マクロ)に加えて、新たにIGLAD(ミクロ)への参画に向けて準備中である。
業務部 主任調査員・研究部 主任研究員 木内 透